(土)の京都開催は雪のため中止。
ただ、(日)は通常通り。

2

〇例年、頭数はそろわないレース。
過去にサトノダイヤモンドがここを使ってクラシックに進んだが、あとは概してクラシック好走馬は出にくいところ。

〇直線入り口でインが開くため、インからの差しも可能。
少頭数でも差しが決まるケースも多い。

3

●京都11R きさらぎ賞(G3)

(金)までの芝コースはあまりにも乾燥しすぎていたようですが一転。
力のいる馬場になっていると思われます。
単なるスピード競争になると辛いとは思っていたが、出番では?

◎ウォーターガーベラ(団野・河内)

・兄妹、同日東西重賞競走出走。
昨年、兄ウォーターリヒトがハナ差で涙を呑んだきさらぎ賞に妹がリベンジを果たすべく出走。
(ウォーターリヒトはあのハナ差がひっくり返っていれば、河内調教師、悲願のダービー出走が叶っていたはず)

・牝馬3頭出走のうちの1頭。
牝馬限定マイル戦は、今週京都・エルフィンS(L)。(土→月に移ったが)
来週、東京・クイーンC(G3)とあり、わざわざ牡馬にぶつけなくても…と思うが、そこを敢えて使ってきました。
しかも、エルフィンSに登録すらせず、きさらぎ賞一本。(ほか2頭の牝馬も同様だが)

前走、マイル戦のシンザン記念3着と好走。桜花賞まで見据えても、再度マイル戦を使ったほうが良いと思うところ。
この馬自体、スタートダッシュがあまりよくなく、1ハロン延長で道中の追走が楽になると見たか。

でもやはり、最大の理由は
・河内調教師、定年まで今週入れてもあと4週。
2018年サンライズソア(平安S)以来の重賞を取りたい、ということでしょう。

・ファンタジーS・つわぶき賞では惨敗しているが、
ファンタジーSでは馬が走る気を起こさず。
つわぶき賞では馬がやる気を起こして前に行こうとするも、何度も手綱を引っ張って、直線入り口では最後方に。そこから最後伸びるもすでに遅し、という競馬。
シンザン記念は、大外15番枠にもかかわらず、インでじっとため、直線前が開けば鋭く脚を使った競馬で根性・切れ味ともに良し。
今回は少頭数の部類。直線インが必ず開くので一発狙っていただきたい。

河内調教師、最後の花道、重賞制覇をここで飾っていただきたい!

〇エリカアンディーヴ(松山・吉岡)
やはり牝馬でもこちらに強気のチャレンジ。
松山騎手、新馬・東スポ杯2着でコンビのサトノシャイニングを捨てて、あえて牝馬の当馬に騎乗。
超大跳びの馬。外からひらりと跳んでくるかも。


1

〇牡馬は安田記念、牝馬はヴィクトリアマイルへのステップレース。
近年は、東京新聞杯からこれらG1へ直行も増えている。


1

●東京11R 東京新聞杯(G3)

・3歳でモノが違うようにエリザベス女王杯を圧勝したブレイディヴェーグ。
完調手前で府中牝馬Sをぶっこ抜いた例もあり、普通ならこの馬だが…。
すでに、ドバイターフ出走を受諾しており、目標は完全にそこ。
あくまで東京新聞杯は、ドバイへのたたき台。
骨折を2度している馬でもあり、酷寒の時期にムチばしばしの目一杯の競馬はしたくないはず…。

・河内調教師、定年間際ということもあり、ウォーターリヒトを応援したいところだが、連勝後2着に負けると次も負ける…という単なるmy格言に嵌り…。
3戦連続騎乗の田辺騎手がオフトレイルというのも。。

・逃げ馬不在で、単騎でスムーズに逃げられれば面白い、とおもっていたセオだが、大外16番枠に。
この並び順なら、メイショウチタンの逃げにセオ番手か?
人気馬は差し馬多く、流れは速くならないと思われるが。

展開もあり、かなり難しいレースだが。

◎ジオグリフ(横山武・木村)

・サンデーR2頭出し。

・展開的にも、上位人気馬が差し馬ばかりで、先行できるこの馬に向きそう。
できうれば3・4番手につけて、早めスパートができればチャンス充分。

・皐月賞優勝以来、12戦G1、2戦G2に出走。
中山・東京・香港・サウジ・ドバイ・阪神・盛岡・中京・札幌・アメリカと世界含め各地を転戦して、芝にダートにと試行錯誤してきたがGIでは結果出ず。
逆にG2では3着、2着。
G1では好走すれどあと一歩だが、メンバー落ちるG2なら勝ち負けという結果。

14戦連続して、国内外のG1・G2にしか使わなかった馬が、いよいよG3に格落ち。

これは崖っぷちの負けられない一戦です。
59kgの斤量などと泣き言も言ってられません!
ここ勝って、堂々G1に戻りたいところ。

〇ボンドガール(武豊・手塚)
とにかくじっくり乗って、前が止まるか止まらないか?


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