今年はかなりハイレベルなメンバーに思える京成杯(G3)。
クラシックに向け注目の一戦。
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〇京成杯から、一昨年は皐月賞馬が。昨年はダービー馬・菊花賞馬を輩出。
いずれも京成杯から皐月賞に直行。

かつては弥生賞→皐月賞→ダービーが王道でしたが、レース間隔を開けて使いたい時代。
弥生賞の代わりのレースに京成杯の立場が変わってきているか?

〇社台ファームが3連勝中。
比較的ノーザンFは重要視してこなかったレースと思われる。

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●中山11R 京成杯(G3)

・社台Fが3連勝中の京成杯。
今年は、パーティハーンが社台Fの主軸か?
ですが、2年連続で3頭のクラシックホースを輩出したとなると、ノーザンFも京成杯に対する見方を今年は変えてくるでしょう。

・新馬戦の勝ち方が圧巻過ぎるキングノジョー。
ダービー馬か!?と思いました。

ですが、追切ではいまひとつ。ここは最も怖い2戦目で、しかも小回りで直線の短い中山。
かつてはあのキングカメハメハも京成杯で不可解な3着に敗れています(あとは全勝)。

ならばと、

◎ガルダイア(杉原・国枝)

・サンデーR2頭出し。

・国枝調教師、今年がラストクラシック。
ここまでJRA通算1092勝。
三冠牝馬を2頭育て、天皇賞もジャパンカップも有馬記念も制覇している名伯楽がなぜか、牡馬クラシックに縁がありません。
最後の最後、なんとか悲願を達成していただきたいところ。

ですが、現状クラシックに出走させられそうな馬がまだおりません。
期待のアマヒキは、ホープフルS(G1)17着。アルレッキーノは朝日杯FS(G1)10着。

まだまだ時間はあるとはいえ、ノーステッキで上り32.9で新馬を楽勝したエース候補のレイニングが一とん挫があったとの話もあります。共同通信杯かと思ってましたが間に合わないかも。

ひとえにこのガルダイアにかかってきた!

・前走ベゴニア賞は3着でしたが、距離不足だった印象。
2着馬に2馬身くらいは届かないでゴールかと思いましたが、ラストのラスト、グイっと伸びて半馬身差まで詰め寄りました。根性もありそう。

・新馬戦ではゴールを過ぎてもブレーキが利かなかったようで相当な癖馬。
おそらくリーディング上位騎手もお断りの馬だったかも知れません。
そんなところで、杉原騎手にお鉢が回ってきたか?

2022年にフリーとなって以降、ぱたぱたと重賞を一気に3勝。実力はある。
約12年間藤沢和雄厩舎で学んできた実力を発揮する時が来た!

この馬を乗りこなせれば、国枝先生がクラシックへだけでなく、杉原騎手自身も夢のクラシックへ。
この馬はオルフェーヴルかもしれませんぞ!

〇キングノジョー(ルメール・田中博)
▲パーティハーン(戸崎圭・友道)

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