今週は、ダービー出走への最終便のレースが3つ行われます。
ホースマンの夢、日本ダービーはどの陣営も、まずは出走させたい、と思っているはず。
ですが、ノーザンFの寡占化が進んだ今、良い馬を預託する厩舎も絞られてきていることから、
6ダービートレーナー(藤沢和・堀・角居・池江・藤原英・友道)の近10年ダービー出走実績を調べてみました。

 
  藤沢和 角居 池江寿 藤原英 友道
2019年 ランフォザローゼス7着 シュヴァルツリーゼ 16着 ロジャーバローズ 1着 クラージュゲリエ 6着    
      サートゥルナーリア 4着 サトノルークス 17着    
2018年 ゴーフォザサミット 7着     キタノコマンドール 12着 エポカドーロ 2着 ワグネリアン 1着
        ジャンダルム 17着   エタリオウ 4着
2017年 レイデオロ 1着     アルアイン 5着 ベストアプローチ 9着  
        ペルシアンナイト 7着    
        サトノアーサー 10着    
2016年   マウントロブソン 7着 リオンディーズ 5着 サトノダイヤモンド 2着   マカヒキ 1着
      ヴァンキッシュラン 13着 プロフェット 17着    
2015年   ドゥラメンテ 1着   サトノラーゼン 2着    
    サトノクラウン 3着        
2014年   ベルキャニオン 8着   トゥザワールド 5着   ワールドインパクト 10着
        トーセンスターダム 16着    
2013年 コディーノ 9着   エピファネイア 2着 ラブリーデイ 7着    
  フラムドグロワール 10着          
  レッドレイヴン 12着          
2012年 スピルバーグ 14着     トーセンホマレボシ 3着 エタンダール 8着  
        ワールドエース 4着    
2011年     リベルタス 中止 オルフェーヴル 1着 トーセンラー 11着  
        トーセンレーヴ 9着    
2010年 ペルーサ 6着   ヴィクトワールピサ 3着   エイシンフラッシュ 1着  
      ルーラーシップ 5着      


意外と上位厩舎といえども、毎年ダービーに出走はさせられないものですね。
その中で、池江厩舎は9年連続で、しかも大多数の年には、複数頭出しを実現しています。驚異的!

さて、今年ですが、
●池江厩舎 ヴェルトライゼンデが賞金的に出走可
      アルジャンナは現在賞金的には18番目でダービーに届くか届かないかすれすれ。
      プリンシパルSのスマートクラージュでさらに上乗せ目指す。

●友道厩舎 ヴァルコス、マイラプソディの2頭は確定的
      京都新聞杯のアドマイヤビルゴ、プリンシパルSのポタジェでさらに出走増を目指す。

●堀厩舎 サリオスが優先出走権持ち
     プリンシパルSでサトノフウジンが2頭目を目指す。
     NHKマイルCで優勝を目指すルフトシュトロームは賞金的にはダービー出走可能だこれは向かわないでしょう。

●藤沢和厩舎 残念ながら今年はダービーへ進めず。
      再来年2月に定年を迎えるため、来年がラストダービー。

●藤原英厩舎 現状ではダービー出走を確定的にしている馬はなし。
       NHKマイルCでストーンリッジが2着以内であれば可。

●角居厩舎 現状ではダービー出走を確定的にしている馬はなし。
      京都新聞杯でファルコニアが最低2着以内を目指す。

はてさて、ダービー出走を確定的にしている厩舎は、さらに出走頭数上乗せを目指すのか?
まだ、ダービー出走を決められていない厩舎は意地でも出走させようとするのか?
注目のこの㈯㈰です。

優駿(上) (新潮文庫)
輝, 宮本
新潮社
1989-11-28



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