古馬G1が近づいていてきました。
フェブラリーS(G1)へは中2週、高松宮記念(G1)へはあと2か月。
ともにG1へ向かうステップレースです。

無題

レース間隔を空けて進む近年、中2か月が最適なのか、G1優勝を狙う馬がここを使ってくる傾向が強くなってきています。
ファインニードルはシルクロードS1着から、高松宮記念直行で優勝。
翌年に香港スプリント(G1)・高松宮記念を勝つことになるのだが、ダノンスマッシュもシルクロードS1着から、高松宮記念直行で4着。
昨年はナランフレグがシルクロードS3着から、オーシャンSをはさむが、高松宮記念優勝。

やや本気を出しても疲れが取れる間隔として、実力勝負になりそうな一戦です。

●中京11R シルクロードS(G3)
◎トウシンマカオ(鮫島駿・高柳瑞)

明け4歳馬。
3歳時もNHKマイル(G1)には進めたものの今一つの結果。
1200mに距離を短縮して開花。
スタートダッシュが良いのに終いも切れる。
この斤量を克服できれば高松宮記念制覇も見えてくる。

鮫島駿騎手、関東馬への騎乗のため、一戦一戦が勝負。
ここで下手を打つと本番は乗り換わりの可能性も。

〇マッドクール(藤岡康・池添学)
4連勝中だが、OP入りたてでいかにもG1へ進むには賞金不足。
ここでの賞金加算は必達目標。


●東京11R 根岸S(G3)
◎ギルデッドミラー(三浦・松永幹)

ダート3戦目で重賞制覇の新星。
ですが、今年3月には引退しなければなりません。
次のG1へ余力を残しておくどころではなく目の前の一戦が勝負でしょう。

〇タガノビューティー(石橋脩・西園正)
なかなか歯がゆいレースが続いていますが得意の東京なら届く可能性充分。
勝負のブリンカー着用です。